先輩の声

南方さん

南方さん

私が福祉の仕事を選んだきっかけは、子供のころからの夢だったからです。もともと、看護師になるのが夢だったのですが、利用者様のもっと側で、その方「生活」に深く関わっていきたいと考えるようになり、介護福祉士を目指すようになりました。

YMCAでの在学中には、授業や実習の中で知識や技術を身につけるだけでなく、仲間とのチームワークや連携・何事も相手の立場に立って考えることの大切さを学ぶことが出来ました。

現在は、グループホームに入職させていただいています。今までは学生としでしたが、職員として利用者様と関わらせていただき、改めて「個別ケア」の必要性を実感しています。

毎日が一人ひとりに合った生活、時間の流れであるように、また、その人らしさを引き出すにはどうしたらいいのか・・・日々迷いながら支援させていただいています。私はそんなとき、「自分だったらどうしてほしいか」と自分に問うようにしています。自分だったらと置き換えて考えること、そしてその方の情報とを合わせることで「支援内容」という答えが出てくるのだと思います。

また、私は入職してから相手と向き合うことの大切さも知りました。グループホームでは認知症の方を支援させていただいています。自分の思いが表現出来なかったり、動作のやり方・順番が分からなかったりする方が生活されています。

中には、思い出せなかったり忘れてしまうことに対して、戸惑いや悲しみを見せる方もいらっしゃいます。一人ひとりの気持ちにじっくりと向き合い、理解していくことが私たち介護者の一番大切な役割だと思います。そのためには長い時間をかけて相手の気持ちや思いをひきだしていくことが必要です。

私は生活に密着し、支えていくことの出来るこの仕事を本当にやりがいのある、楽しい仕事だと思います。これからも利用者様と向き合い、自分らしい生活を送っていただけるよう頑張っていきたいです。

南方さん
介護福祉士

南方さん

グループホーム 勤務
和歌山YMCA国際福祉専門学校 卒業

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